プランスゴールド(PGA) が飛んだ!? 出金停止の今の現状と地獄を見ないための今後の教訓

プランスゴールド(PGA) 投資案件

プランスゴールド(PGA) が飛んだ!?
出金停止の今の現状と地獄を見ないための今後の教訓

こんにちは!あんずです(。・ω・)ノ゙

PGA(プランスゴールド)が飛んだ!? そんなニュースが飛び込んできて早1か月。現在はどういった状況になっているのでしょうか。

そして今後はどうなるのでしょうか。

2020年5月のリリースから現在までの経過を改めて追ってみたいと思います。

また、現在似たような投資をされている方、検討されている方も、今後同じような状況に陥って地獄を見ないための教訓も参考にしていただければと思います。

プランスゴールド(PGA)

プランスゴールド(PGA)  現在までの経過と最新情報

今まさに局面を迎えているプランスゴールド(PGA)。まずは2020年5月のリリースから現在までの経過を改めて追ってみたいと思います。

2020年2月 アジア太平洋地域でのPGAのソフトリリース

2020年4月 投資家の間でPGA投資が話題に
PGA本リリース前から投資家の間では賛否両論の模様。

「リスクが高いため、飛ぶのは必至」と言う注意喚起の意見があるかと思えば、PGAの紹介報酬が欲しいため、都合が良い情報だけを流してい投資家がいたりと、賛否両論の意見が飛び交う。

2020年5月23日 本リリース
独自のアービトラージ手法で仮想通貨を運用するサービスとしてリリース。

8月 運営資金5億ドルの目標を達成

8月9日 PGAがコモディティ先物投資プラン発表
原油や金などの貴金属、穀物に投資できる先物「コモディティ先物投資プラン」を10月1日開始と発表。

8月18日 出金遅延が生じる
プランスゴールドから仮想通貨を出金しようと申請を行うと、22営業日かかってやっと出金できる状況になっている模様。出金遅延の投稿が目立ってくるように。
「いつでも出金できる」がセールスコピーのはずが対応悪化の一途に。

https://twitter.com/2BnUVCoLP2dL4fc/status/1295486051717230592?s=20
Tweet / Twitter

9月10日 PGAが飛ぶ可能性大との噂が拡大
ネットでは「そろそろ本気で飛ぶのでは?」などといった噂が飛び交い始める。リーダーは火消しに躍起。

https://twitter.com/yamamoto_pga/status/1304026838138789888?s=20
https://twitter.com/RINKO42216906/status/1308014938053472257?s=20

9月18日 上層部出金中
PGA上層部やリーダー格が出金ラッシュ!「まだやれる!」「飛ばないから!」と言いながら、上層部は出金しまくり。投資額が大きいほど利益が増えていく仕組みのなか、上層部だけが出金を繰り返している不可解な事実。

https://twitter.com/tepesama/status/1306775448756482048?s=20

9月30日 出金制限を発表
10月1日~10月15日までの出金停止の理由は「中国の大型連休の国慶節があるから」が公式サイトの発表。PGA本社は中国の深センにオフィスがあるため、中国で大型の連休があれば出金手続きなどもできないと釈明。15日以降は出金制限を解除とのこと。

10月1日 コモディティ先物投資プラン開始

10月1日 10/15出金可能と発表
今回の出金制限の騒動で、会社側も早く通達をしなかったのが悪いということで10月12日に出金申請すれば10月15日出金可能と公式発表あり。

https://twitter.com/koalanochosen/status/1311471550390956034?s=20

10月12日 PGAトップがアルファロックヘ組織移動
案件が回らなくなったとわかるや否や、新案件に移動している模様。

https://twitter.com/KTibei/status/1314848009948033024?s=20

10月14日 中国・深圳オフィスは引越し?夜逃げ?
ついに現地オフィス発見するもすでにもぬけの殻。テナント不動産会社の人と接触するも「先月中はまだ居たが、今月はいつからかは分からないが今は空き部屋。借り主の名前や連絡先は分からない」とのこと。

10月15日 出金再開ならず
15時~日本上層部とPGA側が話し合い
20時~上層部参加のZOOMミーティング…実現せず

10月16日 出金再開が延期に
10月15日の出金再開が延期になった模様。会社側の言い分では「現在は2021年初頭までに問題解決し、出金再開を目指す」と言っているがらしいが、出金再開はかなわずに飛んでしまう可能性が高いと言われている。

11月10日 公式サイト閉鎖の可能性あり 👈今ここ

プランスゴールド(PGA)

プランスゴールドホールディングスの概要

会社名 Prance Gold Holdings Limited
代表取締役 Andre Gerald
住所 Suite 201 2nd Floor,Beside Eden Plaza,Eden Island,Mahe, Seychelles
資本金 50,000,000ドル(日本円で約55億円)
トレーダー・スタッフ 計66名

プランスゴールド(PGA)は、PRANCE GOLD HOLDINGS LIMITED(プランスゴールドホールディングス)によって運営、税金がほとんどかからないオフショア地区である英国セーシェルで登記をしていて、中国・深圳にアジアオフィスがあります。

2020年5月より独自のアービトラージシステムとして、全世界でサービス開始。

プランスゴールド(PGA)とは

プランスゴールド(PGA)は、独自アルゴリズムを用いたアービトラージ取引で、ビットコインもしくはUSDT(米ドル連動型コイン)で投資をすることで、日利0.5∼0.7%の報酬(月利換算で15~20%)を得ることができる仮想通貨案件です。

プランスゴールドアルゴリズム(Prance Gold Algorithm)を略したものがPGAというわけ。

プランスゴールド(PGA) の稼げる仕組み

プランスゴールド(PGA)で使われる「アービトラージ」とは、仮想通貨の取引の際に発生する価格差を利用して利益を出す仕組みのこと。割高な通貨を売り、割安な通貨を買うことで差額益を得る手法です。
プランスゴールド(PGA)の行う3点(三角)アービトラージでは、同じ取引所の中で3つの通貨を売買し続ける手法で、AIが瞬間的に自動取引をして利益を生み出しています

プランスゴールド(PGA)

従来のアービトラージでは、複数の取引所経由で生まれる差益で儲けを出すため、送金時間がかかり約定予定価格が下落する可能性が高くなりますが、同じ取引所内の両替差益で儲けを出す三角アービトラージなら、送金時間が少なくてすみ、約定予定価格で決済しやすいというメリットも。

しかも、利益が出る場合にだけ取引を抽出しているので、ほぼノーリスク。
毎回確実に利益を出していくことが可能になるようです。

プランスゴールド(PGA) の特徴とメリット

プランスゴールド(PGA)は、暗号通貨の3点アービトラージをユーザーから集めた資金を元手に運用し、月利最大20%を出すというもので、以下のようなメリットが挙げられます。

■1000ドルから運用可能
■元本ロックなし
■いつでも利益・元本出金可能
■1日3回の利益配当
■複利運用可能
■魅力的な報酬プラン
■手動・完全オート機能搭載
■出金申請から着金まで最短3日
■システム使用料無料

プランスゴールド(PGA)の最大の特徴は、やはりその収益性の高さ。

複利運用が可能なため、あっという間に資産を大きく増やせるとしています。

お金を預けておくだけで1日3回の自動取引でユーザーに収益還元を行い、1年間の単利運用で想定利回りは15~20%以上。常識では考えられないほどの利回りです。

また、プランスゴールド(PGA)では最低運用金額が1,000ドル~と決まっていて、運用金額に応じて獲得できる最大利益額が異なります。

投資金を10,000ドル以上(約110万円以上)で開始すれば利益は5倍まで受け取ることができます。

たとえば10,000ドル以上(日本円で約110万円以上)入金した場合、5倍の収益を獲得するまでにはどれくらいの期間が掛るのかというと、10,000ドルで利回り20%なら5ヵ月で元本回収可能最大値の5倍まで増やすには25ヵ月。

さらに複利運用の場合では10,000ドルで利回り20%なら、4ヵ月で元本回収、最大値の5倍まで増やすには10か月で達成することになります。

プランスゴールド(PGA) 4つのリスクと問題点

ではここからは、プランスゴールド(PGA)のリスクや問題点について、ひとつづつ解説していきたいと思います。

すでに述べたプランスゴールド(PGA)で謳われているメリット=セールスコピーこそが、そのままリスク=問題点になっているのでは?という事実が発覚しました。

1.月利最大20%の高利率は続くのか?
2.運用は1,000ドルからという怪しさ
3.1,000ドルから運用可能というハードルの低さが問題
4.
報酬プランがある段階で破綻の予感あり
5.金融免許は取得していない?

①月利最大20%の高利率は続くのか?

一般的に5%くらいの利率のなか、月利15%~20%という驚くべき数値は異常です。

複利運用をする方が多い場合は、前述したとおり、運営側は約11ヵ月で投資金の5倍をユーザーに支払う必要があります

しかも、プランスゴールド(PGA)は、2020年世界9か国で1,000億円の運用を仄めかす資料を公開したようですが、これが本当であれば、開始から11カ月で1,000億円の5倍、5,000億円の利益を出さなければなりません。

プランスゴールド(PGA)には報酬プランも存在するため、それ以上必要だともいえます。

はたして5,000億円の利益を出すことは可能なのでしょうか。冷静に考えても無理があるような気がします。

②運用は1,000ドルからという怪しさ

プランスゴールド(PGA)への参加のハードルは意外に低く、最低1,000ドルからスタートできます。

しかし、このハードルの低さが投資初心者さえも参加出来る結果となっているのですが、プランスゴールド(PGA)はなぜ小口出資を相手にするのでしょうか。

本当に確実に月利20%を出せるなら、わざわざ1,000ドルの小口出資者よりも、何百万、何千万も出資可能なユーザー限定にしたほうが、よっぽど利益が生まれるのではないでしょうか。

③報酬プランがある段階で破綻の予感

プランスゴールド(PGA)には、紹介者を創ることで受け取れる紹介ボーナスといった報酬プランが用意されています。最高6人の紹介で、25段のボーナスの取得が可能。紹介人数を増やすほど受け取り段階がアップし、報酬が増えていくシステムです。

つまり、一番紹介した人に多くのお金が入るシステムであって、運用で儲けているわけではないのです。

報酬プランで人集めをする段階でMLM案件だという事が分かりますが、本当に儲かるのであればMLM制度を設ける必要はない気がします。

また、こういった高配当案件がうまく回っていくのは最初のうちだけ。
ある程度の期間が過ぎれば破綻するのは目に見えています。

④金融免許は取得していない?

「プランスゴールドは中国金融庁に登録している」というツイートを見かけることがありますが、これらのページは金融庁ではなく登記情報を閲覧できるウェブサイトだという声があります。

現時点でプランスゴールド(PGA)が金融庁に登録されているという証拠はないようです。

Tweet / Twitter

プランスゴールド(PGA) 出金停止の今、予想される今後の展開

①システム上で配当が出続ける
②出金の為にKYC(本人確認)が必要になる
③公式サイト閉鎖
④出金代行を装う回収詐欺が出回る

過去に運営が飛んだ投資案件「プラストークン」では、出金停止後にもシステム内で配当が出続けていましただからと言って利益が確定されたわけではなく、あくまでもシステム内でのこと。出金して初めて利益になることをお忘れなく。

また、不正利用防止を名目としたKYC(本人確認)が出金時に必要になる場合があります。

個人情報を渡すことになるため、ほとんどの方が躊躇し、結果、余計な時間と手間を要することになるため、運営側の思うつぼです。
過去には個人情報が売買されたケースもあるようです。

https://twitter.com/tigerbit5/status/1317852671445925889?s=20

地獄を見ないための5つの教訓

開始当初から
「詐欺案件だから絶対にやらないほうがいい」
「半年持たずに飛ぶ」
など言われ続けていたプランスゴールド(PGA)。

実践者の方々からすると
プランスゴールドが詐欺ですぐ飛ぶからという奴ほど稼げない
「今始めるのが最大のチャンス」
とばかりに、報酬目当てで紹介を出していた方も多かったようです。

現在似たような投資をされている方、検討されている方にも、今後同じような状況に陥って地獄を見ないためにも、以下の項目を今後の教訓として参考にしていただければと思います。

1.キャンペーンや大イベントの開催に注意!
2.足抜けは半年がターニングポイント?
3.高配当案件はリスクと隣り合わせ
4.詐欺被害者救済に注意!
5.
投資は自己責任、投資は余剰資金で

キャンペーンや大イベントの開催に注意

会社の事業計画や、入金額と同額のボーナスクレジットが貰える9月キャンペーンの概要など、会社側の本気度や熱意を伝える800人規模のリアルセミナーを都内ホテルで開催。

これも結果的には参加者を安心させるための小細工だったのかもしれません。

過去に飛んだほとんどのハイプ案件での共通点は、直前に大イベントを行うこと。

どうやら、わかりやすく前兆が現れてくるのが特徴のようです。

リアルイベントをやりだしたら終わりという噂もあります。

プランスゴールド(PGA) の足抜けは半年がターニングポイント?

投資家の間ではハイプ案件は「7カ月で飛ぶ」とよく言われているようです。

実際、プランスゴールド(PGA)も、5月の本リリースから現在で約6カ月。

予想より早く出金停止状態になっているわけですが、あながち嘘ではないようですね。

そのため、こういった高配当案件は半年は持たない場合が多い、ということを念頭に置ききつつ、抜けるならスタートから長くても半年をひとつの目安にしておいたほうがよいかもしれません。

高配当案件はリスクと隣り合わせ

万が一、プランスゴールド(PGA)が飛んでいなかったとしても、今後、再生への道は厳しいような気がします。

なぜなら、出金停止が解除された場合、一斉に全員の出金申請があれば、確実に破綻してしまうと思うからです。現実は厳しそうですね。

今回のようなことを避けるためにも、ポンジスキーム、ハイプ案件、MLM案件への参加の場合は、高配当とリスクは隣り合わせということは忘れないでおきましょう。

詐欺被害者救済に注意

詐欺被害者を救済するプロジェクトや回収業者には注意が必要です。

この時期、弱みにつけ込んだ詐欺が多発しているようです。すべての救済プロジェクトがそうだとは言いませんが、なかには相談できるところがわからず困っている詐欺被害者に近づいて別の詐欺案件を仕掛ける、という事が多々あります。

詐欺師を批判する人すべてが自分を救ってくれる人とは思い込まないように!

投資は自己責任、余剰資金で

プランスゴールド(PGA)は結果的に、「超」がつくほどのハイリスク・ハイリターン投資だったわけです。

投資は自己責任、余剰資金でというのが当たり前の世の中ですが、それを守れていた方は痛くも痒くもなかったかもしれません。

あ、でも実際問題、手元からお金は消えているわけですから、ある程度は目減りはしていますね。

問題は生活をこれにかけていた方、持続化給付金を継ぎこんだ自営業の方もいたと聞き、とても残念に思います。友人知人に紹介を出していた方も多いでしょうし。

トップやリーダー格の一部には、出金停止の予兆が出始めた頃は「安心してください!」「まだ入金も大丈夫!」と連呼しながらも、裏では自分だけ全額出金して足抜けする機会を伺っていた、という話も聞こえてきました。

自己責任と言ってしまえばそれまでですが、今回ばかりはそれだけで片付けられる問題でもなさそうなのがつらいところですね。

まとめ

結局のところ、プランスゴールド(PGA)は詐欺案件だったのか、単純に調整に入っているためなのか、どちらの主張が正しいのかは、まだはっきりとはわかっていません。

しかし、現実には現在のプランスゴールド(PGA)は機能はしておらず、出金停止状態が続いています。これは紛れもない事実です。

ただ、やはり投資に確実性はありません。

さまざまなリスクを正しく認識したうえで自分自身の判断と責任に基づいて「自己責任」で行う必要がある事忘れないでおきたいですね。

希望を持つにしろ持たないにしろ、今後しばらくの間はプランスゴールド(PGA)動向を見続けていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

あんずでした(。・ω・)ノ゙

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